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最近はちょっと作業が落ち着いてきたので、SEO対策について勉強しなおしているんですが、定番のGoogle公式ドキュメントやらいろいろなブログを見ているうちにAmazonで気になる本を見つけました。

SEO対策マスターガイド

Amazonの試し読みで目次を見ることができたんですが、かなり充実した内容っぽい。しかも目次の中に「【2022年最新版】SEO対策のポイント」という文字が見えたので期待、この手の本は鮮度が命なので、早速購入しました。
もともと電子書籍のものらしいですが、ペーパーバックがあるのでそちらを購入、絶対紙派!というわけじゃないんですが、なんとなく現物の方を選んでしまいます。

内容について

内容は3部構成になっていて、1部はアルゴリズム、2部はSEO対策、3部はBingについて、最新情報を交えながら結構細かく解説してくれます。
GoogleのYouTubeやブログなどは、英語でしか見られないものも多いのですが、この著者はその辺の情報もカバーしてくれているので、日本語のネット情報ではあまりみられない事も書かれていました。
特にBing対策については日本語の情報が少ないと、著者自身も本編の中で言われていたので、Bingの情報が欲しい人は必読かと思います。

内容は専門的ですが、わりと嚙み砕かれて書かれているので、スイスイ読めてしまいます。
短い文章で要点がはっきりしていてわかりやすいです。
ページ数も150ページほどなので、一気に読んでも疲れないです。

One more time One more chance

本書には、Rank BrainというAIについて書かれています。
これは、Googleが検索結果のランキングを決める重要なアルゴリズムの1つで、ざっくり言うと、「うろ覚えの情報で検索しても、Googleの方で推測してくれる」という機能です。

これをわかりやすく証明するよい例えはないか考えてみたのですが、それが次の検索ワードです。
桜木町 探してる」でGoogle検索
気づいた方もいるかと思われますが、リンク先を開くと上記のワードで検索されて、検索結果には山崎まさよしの「One more time One more chance」が先頭に表示されます。

ただ、ここでよく見ていただきたいのですが、正しい歌詞は「探してる」ではなく「捜している」なんです。
Googleは「桜木町を探してるんなら、山崎まさよしだろう」と分かったのです。

感想

買ってよかったと思いました。

あまり普段から積極的にSEO関連の情報を調べているわけではないので、だいぶ知識がアップデートされました。特に印象的だったのがLISキーワードという考え方。LISは略語で、日本語にすると「共起語」というらしいです。
1つの単語とそれに関連する語句の集まりでキーワードの重要度が決まるといった感じです。

例えば、「Microsoft」という単語があった場合、同じ記事の中に「Excel」「Word」「Windows」などといった単語が含まれると、「Microsoft」という単語が重要なものとみなされるらしいです。
文章そのものが評価される時代になったんだなあと、感じました。

で、2022年の最新版のSEO対策ってなに?

目次にあった「【2022年最新版】SEO対策のポイント」ですが、ざっくりいうとこれからは誰が記事を書いたかということがポイントになってくるそうです。

専門的な記事は、ちゃんとその筋の人が書いているかどうか、著者は信用できる人なのか、その辺もサイトの評価にかかわってくるそうです。
前述のLISキーワードの件も含めて考えると、やはりしっかりとした記事を書くこと、よいウェブサイトを作ることが最大のSEO対策なんだと実感しました。

 

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