カラヴァッジョ展と私と妹③

【前回のあらすじ】
まだ展示室に入ってない。

という感じでいよいよ本当に展示室へ。

赤い壁にcaravaggioの明朝体がクールにかかれてる壁を抜けるとたくさんの挨拶文や説明のパネル。

また行くことも考えて絵だけさくっと見ていこうと!と二人で決めズンズン進んでいくと、さくっと見れない大迫力で意味不明すぎるくらい写実的な絵の数々。
光と影がはっきりくっきりしていて「かっこよさ」を感じました。

あと聖書の絵がすごく多いので漫画「聖✩おにいさん」を見ていて良かったーと思いました。おかげで登場人物がわかって見れて良かった。あぶない!

妹がある絵の前で立ち止まり小声で話しかけてきた。
その絵はたぶん洗礼のシーンの絵なのだけれども
「お姉ちゃん、この絵、チョップしている人にしか見えない」
見てみると本当にそうにしか見えなくて、静かな館内でひとり爆笑しそうになったのをぐっとこらえました。

難しいことはわからないけれど、カラヴァッジョが殺人もおかしちゃうような悪い人で、でも絵が神がかり的にうまいからすごい認められていて、そんな時代を感じられる時間になりました。(全然うまいことまとまらない)

カラヴァッジョ展と私と妹②

【前回のあらすじ】
ヤマザキマリ先生の講演会の聴講券がもらえず真顔で展示室に向かうマリンバ。しかし更なる事態がこのあと待ち受けてた!

という感じで、展示室へ。

チケットの半券を手渡されると同時にスタッフの方が
「まだ届いていない作品がございますので、届き次第こちらの半券を持ってきていただけたら無料で入場できます」

| 2019.08.07 札幌展 作品到着遅延のお知らせ

え!まだ届いていない作品があると!(2019年9月1日 現在)
知らなかった!!という顔をしていると妹が「私は知ってた」という顔をしていた。 さらに「無くても大丈夫」かと言いたそうな堂々とした表情に見え、姉として動揺したことをバレてはいけないとポーカーフェイスを決めた。

半券をもらい少し進むと音声ガイドの貸出をしていた。
ある意味今回の展覧会は音声ガイドがすごく楽しみで来ていた。なぜならカラヴァッジョの知識はゼロだし、あの「かっこいい犬」を描いた田辺誠一さんの説明聴きながら見る絵画は絶対楽しめるだろうと思っていたから。 私は 600円を財布からとり、わくわくしながら 「貸してくーださい!」と声をかけると「まだ届いていない作品の音声ガイドもありますが、大丈夫でしたでしょうか?入場は半券で出来ますがこちらは1回のみとなっています」

はっ!そうだった!!!3歩あるいてすっかり忘れてたという顔をしていると妹が「次回きちんと全部見るなら次回でいいでしょ?」と言われ、私は動揺しながらも内心、冷静な判断をする妹のようにクールに生きれなかった人生を悔いた。

カラヴァッジョ展と私と妹①

あきらめが悪いなぁと自分のことを思う時期もあったけどよく考えたらただ間が悪いだけなんだと確信した 今日この頃みなさまいかがお過ごしでしょうか。
マリンバです。

絵は描くけれども美術史には一切触れずに生きてきたことを恥じつつ
最近ふらりと美術館に行くことが趣味になりつつあります。

9月1日 日曜日、北海道近代美術館で開催しております「カラヴァッジョ展」に行ってきました。

「カラヴァッジョ展」 2019.8/10(土)~10/14(月・祝) 北海道立近代美術館

http://m-caravaggio.jp/index.html

テルマエ・ロマエ作者のヤマザキマリ先生がその日「とっておきイタリア美術」という講演会が あるから見れたらいいなーと、私なりの早起きをし、妹と合流し、美術館についたのが10時前。
聴講券の配布先はもはや長蛇の列でした。

何人いるかわからない列、何枚あるかわからない券を思うと
「先生の講演会をなめてた!もっと早くついていれば。遅刻してごめん!こんな人数いるから絶対無理!!もう展示室いっちゃおうよ!!…という気持ちもあるけどなんか悔しいから並びたい!!!」とすべての気持ちを 妹 にぶつけると
「素直だね」って言って最後尾に並んでくれた。

美術館付近のおいしいパン屋さんを検索しつつ待っていると
どんどん列が動き始めてた。
20分くらい進んでは止まり進んでは止まりしていたら
配布されている場所前まで近づいてテンションがドンドンあがり
「やったーいけるのか(・∀・)!」と思った瞬間
美術館スタッフの方が
「ここの方以降の方申し訳ございません。聴講券の配布は終了しました!」
と私の10人前くらいの人を指して大声で言った。

言われた瞬間、真顔で展示室に行った。
本当きちんとした真顔でスタスタ歩いた。
その顔と動きを見ていた 妹 は爆笑してた。

聴講券もらえなかったけど
妹 からひと笑いとれて楽しそうだったから姉としてよかったなぁーって思った。

ほんとだよ( ˙-˙ )